001 偉大なテーマ

ぜんぜん別のところから得た情報をもとに、たまたまこの2冊をほぼ同時に購入しました。
『学校は負けに行く場所。』(千田 琢哉)
『仕事は楽しいかね?』(デイル ドーテン)

001-1片方は教育書、片方はビジネス書。私は、続けてこの2冊を読みました。そして、最も優れた教育書と、最も優れたビジネス書であると直感し、家族の前でそのように発表しました。妻と長男がすぐにこの2冊を読みました。感想は・・・「ようわからん」

どうわからんのか、妻と話しました。その結果、私自身、モヤモヤしていたことが整理でき、大いなる気づきを得られました。改めて、確信を持って言います。この2冊は、最も優れた教育書と、最も優れたビジネス書です。そして、この2冊は、著者もテーマも違いますが、共通する偉大なテーマがあることに気づきました。じつはこの2冊、同じことを言っています。そして、その大テーマこそが、私のライフワークに他ならないとも気づきました。それは、たぶん、21世紀のパラダイムになるであろう、いや、なるべき概念です。そしてまた、そのことに気づいているのは私だけではなく、世界中の多くの人がすでに気づいており、異口同音に発信しています。

では、私がここで何かを述べても、意味がないやおまへんか、となりそうですが、そうではなさそうです。多くの人が、同じ概念を言っていながら、同じ概念であることにあまり気づいていない。かなり広範な分野で同じことが言われているのに。

で、上記の2冊は、この概念を身近な実践に落とし込むものなのです。

他の教育書、ビジネス書で、この概念が述べられていないわけではありません。ただ、この2冊は、そこにフォーカスして、それだけに絞っているのです。もっとも、教育書やビジネス書の多くは、全く違う視点、あるいは真逆の視点で書かれていますが。

こんなにもったいぶっていながら、その「大テーマ」を言葉で言ってしまうと、きわめて平凡な、どこにでもみかけるようなものなのです。しかしそれは、つい20年ほど前まで、ほとんどの人がかえりみることなく、その反対へ突き進んでいました。1990年代あたりから、この言葉がしきりに使われるようになってきました。でも、いまなお、その言葉を使いつつも、以前の概念で考え、行動している人が大部分です。だからこそ、この2冊が衝撃的に見えるのでしょうね。

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10 thoughts on “001 偉大なテーマ

  1. 加藤ともみ

    学校は負けに行くところ、読みました。ずっと自立自律と思いながら、育ってもらったのですが、ちょっと違うかも…(いやいや自立も大事よ。違うっていう表現が違う気もします。)と、感じはじめましたよ。学校だけじゃなく、いろんなところへ出かけて行って、撃沈してもらいましょう。私は、未だに無闇に出かけて撃沈し、本当のところをつかめてません、たぶん、いや、きっと。

    1. momo Post author

      あの本は、かなり挑発的な表現をしているので、注意も必要です。

      自立自律というのは「勝つこと」を目ざしていないでしょうか。自分に勝つことも含めて。今の世の中、勝つことに集中しすぎているように見えます。自立自律が間違いなんじゃなくて、それも含めて、あんなこともこんなことも、撃沈であろうが何だろうが、すばらしいではありませんか。

      一番悪いのは、何もしないこと。

      本当のところなんてだれもつかんでいませんよ。たぶん。もしかして、本当のところをつかんだら、人間として存在できないかも。間違いだらけ、負けだらけ、って、素晴らしいことだと思いますよ。それこそが幸せで豊かな人生ではないでしょうか。

  2. 加藤ともみ

    今日、別のところで
    What’s is life? They say it’s from B to D. From Birth to Death. But what’s between B and D? It’s C. So what is C? It’s a Choice. Our life is a matter of Coices. Live well and will never GO WRONG.というのがあり、
    私の場合、challenge と思ったらbeatenに後戻り、何度もそれを繰り返し、challengeでbeatenかなあと思ってたら、あれっdeathやったやん。という風になるんじゃないかなあ。って、書いたら、うまい!座布団三枚!って返信いただきました。
    他には、compromise とか、communication、competeとか出てました。

    1. momo Post author

      面白い発想ですね。

      私もcは「challenge」ですが、dは「daily life」としたいです。
      チャレンジは、イコール失敗です。失敗がよほどたくさんあると、そのうちごくまれにうまくいくこともありますが、基本は失敗です。すると、bは「bug」かな。

      毎日、失敗を味わい楽しむのが人生だと思っています。

  3. 加藤ともみ

    dがdieではないのは、やっぱり仙人なんでしょうね。笑
    そこまで変えてしまうんですね。さらに笑。

    あ〜それと私が自立自律というのは、とにかく早い目に巣立ってほしいからだろうと思います。

  4. momo

    人生の終わりがdieでないことは自分で書いていても変だと感じました。でも、感覚的にはそのとおりです。
    何かをやり遂げて人生を終えるより、充実した日常生活がいつまでも続いて、気がついたら人生が終わっていた、っていう形を望みます。(そのうち言うことが変わるかも知れませんが)

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