テクノロジーの進化はすさまじいです。人工知能(AI)が人間社会を激変させるかもしれないということが、人々に意識されはじめてきました。でも、どんな世の中になるのか、人間がどうなるのかは、なかなか想像しにくいです。ホーキング…
007 エラーでなくチャレンジと言おう
『学校は負けに行く場所。』『仕事は楽しいかね?』では、たくさんの失敗をすることが、成功への最短コースであると説いています。自然界もそうであるように、1つのすぐれた方法で確実に結果を出すなどということは、現実にはありえない…
006 カエルは偉大なり
もうちょっとカエルの話を。 カエルは両生類ですから、水のない所では生きていけません。田んぼ、溜め池にはたくさんのカエルがいます。で、雨が降ると、カエルの大冒険が始まります。道路にいっぱいカエルが出てきて、車にひかれ、おお…
005 人生はカエルである
『学校は負けに行く場所。』『仕事は楽しいかね?』に戻ります。 『学校は負けに行く場所。』では、学校生活を送る間に、できるだけたくさんの負けを経験すべしと説きます。ふつうなら、負けることはいやなので、負けないように立ち回る…
004 エラー
私が子どものころ、というのは、1970年代から1980年代あたり、高度経済成長からバブル期にかけてのころは、「世界は競争原理である」「自然界は弱肉強食である」と言われていました。私もそのように信じていました。ダーウィンの…
003 恐竜から哺乳類へ
「大きいことはいいことだ」という時代が行き詰まり、絶対的に強かったはずの大きな会社が傾いたり破綻したりという信じがたい現象がおきたのも、1990年代です。絶対安定だった自民党が下野したのもこのとき。世界を見渡しても、ソ連…
002 多様性
1964年生まれの私が幼い頃から学生時代にかけて、日本は「もはや戦後ではない」と、すさまじい経済成長を見せ、戦後の焼け野原からあっという間に世界第2位の経済大国にのし上がりました。そのターニングポイントが、1964年の東…
001 偉大なテーマ
ぜんぜん別のところから得た情報をもとに、たまたまこの2冊をほぼ同時に購入しました。 『学校は負けに行く場所。』(千田 琢哉) 『仕事は楽しいかね?』(デイル ドーテン) 片方は教育書、片方はビジネス書。私は、続けてこの2…