アキの意地
パパとハルとナツとアキで、お散歩に行きました。フユはお昼寝中なので、ママは留守番です。
ハルとナツは、どんどん歩けるので、わざと難しいところを歩きたがります。道路でなくて、田の畦の側溝のコンクリートの上などを、ほんとに、わざわざ歩きます。子どもって、そうなんでしょうね。効率とか、便利とかは関係なし。なんでもない、ちょっとしたことをおもしろがって遊びます。
ところで、4歳のアキは、体力的に、ハルとナツについて行きかねます。なのに、散歩中、わざわざ、ハルとナツと、同じことをします。にいにとねえねに負けたくない!そんな意地がありありです。
とくに、ナツに対して、ライバル意識むき出しです。こんなにちっちゃい体なのに、ほんと、気持ちだけは一人前。
そういう意地が、成長につながるのかもね。がんばれ!アキ。パパは、知らん顔してほっていくふりしつつ、ときおり立ち止まってアキが追いつくのを待ちました。