美山から…2

私たちが泊まったのは美山町自然文化村の第1オートキャンプ場の林間サイトです。

第1オートキャンプ場は青空サイトと林間サイトという区画の他に、炊事棟とトイレがある簡素なキャンプ施設です。

第2オートキャンプ場は個別に電源と炊事場・かまどもついている区画で、その分少し値段もあがります。

天気が不安定であったのと、事前に予約するとキャンセル料がかかることもあり、逆にこの天気であれば予約で埋まることもないだろうと、当日受付にしました。

受付を済ませると分別用のゴミ袋を5枚もらえました。ゴミを持って移動するのも大変なので助かります。

↓この手前が青空サイトで、奥の木々の間が林間サイトになります。

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今回も食事係は子どもたちです。子どもたちがお昼分のカレーも合わせて準備。

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第一子は火の当番?

BBQ用のコンロを持っていくかどうかで迷ったのですが、荷物の場所を取ることと、天気のことも気にかかり、キャンプ用のガスコンロを3台にしました。↓この手のコンロ、私たち以外の人たちは使っているのを見かけませんでした。

皆さんBBQコンロがメインかな?

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朝食は持参したパンや美山で買った牛乳と平飼い卵をゆで卵にして食べました。

いまにも雨が降りだしそうな天気だったので、お昼のカレーも朝食の合間に作ります。

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朝食後は第三子と第四子が楽しみにしていた川遊びへ。

第2オートキャンプ場の下の川は、ながれもゆるく深いところがないので安全に遊べます。

小さな魚もたくさんいました。

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しかし、、ここで雨がポツポツと降り出しました。引き揚げるか、もうちょっと様子を見ながら遊ぶか迷い、雨がよけられる場所まで移動して遊び続けることにしました。

が、この後雨があがるどころかどんどん本降りに…。子どもたちはもっと遊びたがっていたけれど、それを遮ってモモさんが撤収の号令をかけました。

「前に進むことよりも、撤退することの方が決断は難しい。そのために取り返しのつかない間違いに繋がることがしばしばある」というようなことをいいました。

雨の中急いでテントサイトまで戻ると、留守番していた第一子が濡れたら困るものはすべて車の中に避難させてくれていました。

お昼ご飯は雨をしのぐため炊事場の空きスペースで済ませました。

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午後は、芦生の森へ行ってみることにしました。

芦生の森は京都大学が演習林として使用している原生林です。

一般の人は立ち入り禁止だと思っていたところ、前日に美山在住の知人から手続きをすれば当日でも入れると聞いて、行ったのです。

この頃には雨もほとんどやんでいました。

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念のため、演習林から出てきたハイカーの人にも確認。「一般の人でも入れるけれど、その格好で行かれるんですか?」と驚いた目で見られました。

子どもたちは半袖、半ズボン、肌むき出しなので当然ですね。。ハイカーの人は登山の格好をしていました。

ふつうの人なら当然引き替えした方がいいと思いますが、私たちは一応山の住人で森の中も都会の人よりは慣れています。

それでも確かに自然を甘く見てはいけないので、トロッコ道ルートではなく、車道ルートを短時間歩いてみることにしました。

入口から1キロくらいを歩いてみたのですが、その間の景色は私たちの近所の林道とあまり変わりないように見えました。

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ただ、変わりあるところといえば、木々の幹が太い、そして高い。

こんなに太い幹は私たちの家の周りでは見かけません。

私たちが歩いたところは植林が多く原生林とは言えない里山の風景でした。

もっと奥まで行けたらよかったのですが、行き当たりばったりで行くのは自然をなめていると思い、引き返しました。

次の機会はもっとしっかり準備をして、もう少し奥まで挑戦してみたいと思います。

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この後、広河原、花脊、鞍馬を通り抜け北山の風景を見ながら京都市内へ帰ってきました。

今回も想定外のハプニングがあったり、ハラハラドキドキする場面が何度かあったのですが、子どもたちの感想は「楽しかった!!」です。

天気がよかったらもっとよかったんだけれど、キャンプの楽しみは予測不能な状況をどう過ごすのか、というのもあるかもれません。

意外と京都北部も行きやすいことがわかったので、また丹後方面にも行ってみたいと思いました。

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