うたかたの雪
冷え込みはやわらいだようですが、朝、うっすらと雪。わが家のまわりは一面、茶畑です。白と緑のコントラストが鮮やかでしょう?
でも、雪はあまりに薄く、地面が見えています。
子どもたちは雪を見るやいなや、外へ駆け出しました。斜面は湧水が凍っています。ナツは、氷の上で、「すべり台」。家の横のため池にも一面の氷。ハルが、「乗れそう」と言って来たけど、ぜったいダメ!
氷は岸から遠ざかるほど薄いです。それが命取り。
自然に親しんでいるハルは、そのことの危険をすぐにわかってくれたようです。教科書には書かれていない、ほんとうの生きる力です。