祖父母孝行
祖父母と言っても私の祖父母ではなく、子どもたちからの祖父母つまり私の両親のことです。
先日の3連休、私の埼玉の実家まで行ってきました。私と子どもたちは今年の3月にも行っているので7カ月ぶりですが、去年は行けなかったと思うのでモモさんは2年ぶりくらいです。
行きは雨がかなり激しく降ったところもあったのですが、到着した頃にはほとんど雨もあがっていました。
実家に行くとご飯の準備は毎回母が主にしてくれるのですが、子どもたちも率先して手伝うので、私はほとんど何もせず楽させてもらっています。
そして今回は庭の草引きもおばあちゃんが困っていたので、第二子と第三子で少し手伝いました。
家自体ももうだいぶ古くなってきてあちこち傷んだりしているので、モモさんが行く度に簡単に直せるところは直してくるのですが、今回はお風呂場の扉が傾いて閉まらなくなっていたので、第一子と一緒に修理してくれました。
3月に行った時、子どもたちはおばあちゃんおじいちゃんとよくトランプをしていたのですが、今回はなぜかオセロにはまり、空いている時間があるとずーっと誰かと誰かが対戦していました。
父方の(私の)祖父母のお墓参りにも行ってきました。第三子と第四子がすすんでお墓の掃除をしてくれたので、おじいちゃんおばあちゃんも喜んでくれました。
夜は子どもたちが寝た後、1日目の夜は私とモモさんで母の愚痴を聞いたり、2日目は父もめったにモモさんと直接話せる機会がないので父母私モモさんで話をしました。
父は今まで4回死にかけているのですが、その時の臨死体験のようなこととか、1回目に脳梗塞で倒れたときは当時1歳の第一子が病院に見舞いに来てくれた時に元気をもらったこと、3年前に倒れた時は第四子がやはり病院にお見舞いに来てくれたので元気づけられたことなどを話していました。
そんな話をしていたら、父が突然、「モモさんに謝りたいことがあるんです…」と。何かと思ってドキドキ待っていると、13年前に第二子が生まれた時のこと、母が私の出産のために手伝いにこちらまで来てくれていたのですが、父は一人で埼玉で留守番できずに勝手にこちらまで来てしまったことがあり、その時モモさんが風邪をこじらせ高熱だったのにもかかわらず駅まで迎えに行ったことがあったのです。そのことが父の心の中ではずーっとひっかかっていたようなのです。母も散々その時にモモさんが大変だったことを言っていたと思うので。。
私は出産直後で病院に入院していたときの出来事で当時も母から伝え聞いていたことしか知らず、モモさん自身もあまりの高熱で当時のことをほとんど覚えていなかったようで、そんなことがあったような…、、という認識のようでした。
父は特に近しい間柄の人にはもちろんですが、なかなか自分から謝ることができる人ではないと思うので、父の心境の変化に私もとてもびっくりしました。素直に「ごめんなさい。」と言えてよかったね、お父さん。
超特急のように帰ってしまったけれど、おじいちゃんとおばあちゃんの役に立てたかな。