ホームスクーリング | 今日もいい天気のブログ記事

家を出てから2ヶ月。どのくらい変化したのかと、一人暮らししている長男の様子を見に行ってきました。

部屋の様子や近況報告から、家にいた時とは打って変わり立派に自分を律し、精神的にとても落ち着いて暮らしているのが伝わってきました。

モモさんが「だいぶ“おとなの顔”になってきたな」というと、本人曰く、まず周りの人から「タバコ吸う?お酒飲む?」と聞かれるとのこと。だいたい二十代半ばに見られていると思う、と言っていました。

モモさんは大学進学を機会に18歳から親元を離れ結婚するまでずーっと一人暮らししていました。それもあってか、割と冷静に子どもの巣立ちを見守れるようです。

もうしばらくしたら長男は家に帰ってくる予定ですが、またすぐに家を出てもおかしくない年齢です。いつまでも親がかまっていてはいけないと頭では理解しつつ、なかなか気持ちが追いついていけない母なのでした。

 

ホームスクーリングといっても、方法は各家庭によってさまざまです。

その中でもいわゆる「勉強」のやり方はそれこそ千差万別です。

学校のようにカリキュラムを決めて学科ごとに時間割を作り学んでいる家庭もあるかもしれません。

または、学科という概念もなく机に向かってする読み書きをあえてやらない家庭もあるかもしれません。

わが家の子どもたちも独立を考える年齢になってきました。

自分たちの経験を振り返り、とくに「学力」に関して、まとめたサイトを新しく作りました。

誰でも独学ねっと

子どもたちも一緒に、少しずつページを増やしていく予定です。

ちなみに「dou learning」(英語のサイト)とは方向性は共通していますが、国内向けにまったく別に作ったサイトです。

去年の夏、私と子どもたちとで平城京跡に行きました。

 

 

 

 

 

 

 

その時にちょうど平城京跡資料館で、『夏期企画展 夏のこども展示「たいけん!なぶんけん」』というのをやっていました。

 

 

 

 

 

 

 

奈良文化財研究所の職場体験がテーマになっているということで、うちの子たちも興味津々。

娘たちの希望により、2週に渡って参加してきました。

「石器の実測体験&解説」のワークショップ。

  

「木簡の記帳体験&解説」のワークショップ。

どちらも楽しく学べたようなのですが、企画展の中のワークショップということもあり、時間も短く、小学校低学年くらいの子も割合多く参加していたこともあり、

うちの娘たちにとっては少し物足りなかった様子でした。

もっと本格的に発掘体験的なものができないか探していたところ、同じ時期に奈良文化財研究所で小中学生を対象にした木簡に関するワークショップをやっていたことを知りました。

*** ***  *** ***  *** ***

そういうわけで…、先日、日本学術振興会が行っている「ひらめき☆ときめきサイエンス」という事業のプログラム

『奈良の都の木簡に会いに行こう!2019』に、中学2年生の次女と小学6年生の三女が参加してきました。

はじめに奈良文化財研究所の副所長さんから木簡についての講義がありました。

各班のテーブルの上には平城京跡で見つかった本物の木簡が置かれています。

参加者の名前の一文字(漢字)が書かれている木簡が必ずあるので探してみよう~、ということで皆必死に探していました。

当日の参加者は6つの班に2~4名で分かれ、各班には担当の大学院生と奈良文化財研究所の職員さんがついて個別に説明などをしてくれました。

 

 

 

 

 

  

 

また、発掘現場から持ち帰った木簡を含む遺物の洗浄。左の写真の水の入ったケースに発掘現場から持ってきたものが入っています。

      

選別の作業を体験。遺物には細かい木の破片や葉、タネ、燃えさし、土器、瓦、木炭…などなど、素人目にはぱっと見ただけではよくわからないようなモノがほとんどです。

1300年前のモノというとドキドキしますが、終わりのない果てしない作業をコツコツと…、プチ体験できたのはとてもよかったのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

木簡の保存処理施設を見学したり、木簡の水替え作業も体験させてもらいました。もろくなっている木簡も多いので大切に赤ちゃんを抱くように扱います。

奥の三女は筆で細かい木簡の破片を取ろうとしているところです。

 

 

 

 

 

 

 

お昼は木簡に書かれていた食材を使った奈良パークホテル提供のとくせい古代食弁当です。おやつタイムには古代風クッキーセットも!!

  

昼休みにはせっかくなので、平城宮跡資料館で行われている『夏のこども展示 ならのみやこのしょくぶつえん―土の中の花鳥風月―』も見学してきました。(企画展そのままが再現された子ども向けの無料の冊子もすばらしいです)

 

 

 

 

 

 

 

おやつのあとにはまた、班のテーブルに戻って木簡の解読についての講義が1時間ほどありました。

すべての作業を終えて、最後は参加者一人ずつ名前を呼ばれて修了証までいただきました。

お土産に奈良文化財研究所特製の木簡風の栞や手ぬぐい、便箋、マウスパッドなどをいただきました。

  

次女と三女とも、たいへん充実した一日だったようです。

最初の講義の時に「ただ木簡に見て触れるだけでなく、1300年前に生きていた人たちのことを想像してみてください。」と言っていた職員さんの言葉が、子どもたちにも伝わっているといいなと思います。     

先日、兵庫県立美術館で開催されている『不思議の国のアリス展』に長女が行ってきました。 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかも、1人で、電車に乗って神戸まで。(駅までの送り迎えは母がしましたが)

 

長女が以前から『不思議の国のアリス(byルイス・キャロル)』『鏡の国のアリス(byルイス・キャロル)』が好きなことをよく話していたのですが、私たちが『不思議の国のアリス展』のことに気づいたのはつい最近。

兵庫県立美術館でやっているのは、5月26日まで。それまでに家族みなで行くことは無理。それに、私や他のきょうだいたちもそれほどアリスに興味はありません。

そんな中、長女は、「どうしても、どうしても、行きたい!!」と思っていたらしいのです。

だからといって、長女1人で、もう16歳だけど、簡単に行ってもいいよ、ということにはなりません。

 

ですが、去年から長女は1人ででかける練習をしています。正確に言うと、「将来、海外に行ってみたい、留学してみたい」という夢を叶えるための準備です。

私たちが思う留学は、パッケージツアーではなく、自分で考え準備しそのために行動することを含みます。留学も独学のように自分が主体となる形がもっとも自分の身に付くと考えるからです。

(大人の同行者が付くような海外留学ツアーはまた別なのかもしれませんが)海外にいったら1人で行動することが基本です。ましてや日本でそれができていないのに、いきなり海外で1人で行動しなさい、というのも無理なこと。まず、今日本にいてもできることから挑戦してみようと、事前に時刻表を調べるところから自分でやり、大阪の梅田まで留学説明会に1人で行ってみたり、私の実家の埼玉まで祖父のお見舞いに1人で新幹線に乗って行ってみたり、してきました。

初めは、親の私もドキドキ…。もちろん、子どもを1人で行動させることは各家庭の考え方によってかなり違うと思うし、現代の社会状況なども考えるとどこまでさせてもいいのか、判断はむずかしいところです。

それでもあえて、ちょっと難しいことに挑戦させてみようと思うのは、わが家がホームスクーリングだから、ということもあります。極力自分でできることは自分でして親は手を出さないようにすること。これを続けていると、他の大人からしっかりしているとびっくりされます。自分の人生を自分で生きるということはそういうことだと思うし、当然のことだと考えます。

将来何の仕事をするかが問題なのではない、将来どのように仕事をするかが大事。どのように仕事をするかということをトコトン身に付ければ、どんな仕事をするかはどうでもいい。どんな状況になっても必ず自分で道を拓いていけると信じています。

長女は3月で義務教育を終えましたが、4月からは長男と同じように自宅で勉強しながら、たまにアルバイトをしたりして過ごしています。ゆくゆくは上にも書いた通り、海外に興味があり関係する学びなり仕事なりしてみたいようです。

 

アリス展を十分堪能した後、まだ帰りの電車の時間までに余裕があったので、異人館の方にも寄ってきたようです。(事前にお昼を食べるところ、時間が余ったら行きたい場所などをネットでチェックしていたようです。)

平日だったこともあってか、「他にほとんど人いなかったよ」と言っていました。写真は英国館。シャーロック・ホームズの世界観を再現されているようで、楽しめたようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お庭にはアリスの庭も再現されていたらしいです。

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに長女の語学の勉強についてはこちら

今年の出雲旅行は家族みんな、充実した3日間でした。ただの旅行ではなく、わが国の原点を訪ねるものでした。感じることも考えることも、非常に多かったです。現地に行ってわかることも多々ありました。

と、こんな感じでわが家ではホームスクーリングをしてきました。ホームスクーリングを実践されるご家庭は、日本でも増えています。でも、そのやり方は、千差万別で、「ホームスクーリング」という一言でくくるのが適切とは言えません。

あくまでも、わが家でのホームスクーリングという話です。わが家では、学校教育をリスペクトしていますが、学校教育ではどうしても不足があると感じています。学校教育では、というか、現在の社会では、あまりにも効率を求めすぎます。ちょうど、ミヒャエル・エンデの『モモ』のように。灰色の男たちの活動によって、われわれ人間がどうなっていったか。いままさに、そんな状況が進行中に思えてなりません。そこで、わが家では、学校教育のメソッドの真逆を実践してきました。私たちは、最先端ではありません。むしろ、古典的です。年配の日本人には、懐かしくさえあるでしょう。

それをどう表現したらいいか、考えてきました。私たちのホームスクーリングは、日本古来の「道(どう)」の概念が近いです。「○○道」「○○の道(みち)」という表現はいくらでもありえます。それらが意味するところは、だいたい共通してきます。

これを、世界の人びとにお伝えしようと考え、「dou learning」というサイト(英語)を立ち上げました。ご興味のある方は、どうぞご覧いただけますと幸甚です。(今のところ、日本語版を作ることは考えていません)

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