古代出雲王国をめぐる旅(6)
いよいよ最終日3日目です。バンガローをチェックアウトした時に管理人さんから近くにある展望台をすすめられたので行ってみることにしました。
その途中の道にはお寺と神社がありました。
「星上寺(せいじょうじ)」です。いろいろと謂われがあるお寺のようですが、現在は曹洞宗のお寺のようです。
近くに下記のような伝説のある池もあります。右の画像がその「星の池」。
星上寺を通り過ぎまた少し歩くと、鳥居が見えてきました。
「那富乃夜(なほのや)神社」です。こちらは出雲国風土記にも記されている神社のようです。星の池の説明はこちらにもありました。
星の神様、星神杳々背男命(ホシノカミカカセオノミコト)を祀られています。出雲でよく見た神社とは違う造りですね。。
神社から少し歩いた先に展望台がありました。見事な景色にまた感歎の声をあげてしまいました!!中海に浮かぶ大根島まで見えました。
星上山は標高約454メートル。歩いて登る登山道もあるようです。ちなみに私たちが住んでいる童仙房と同じくらいの標高です。
* * *
ここから3日目のスケジュールに戻ります。
本日最初の訪問先は「熊野大社」です。出雲では出雲大社と並ぶ「出雲国一の宮」で有名な神社です。素戔嗚尊(スサノオノミコト)が主祭神として祀られています。
随神門の注連縄もすごい立派です。
左:拝殿。右:他の神社では見かけない、独特な造りの鑚火殿(さんかでん)。
続いて、「八雲立つ風土記の丘」へ。はじめに展示学習館を見学。
ちょうどミニ企画展「きて!みて!さわって!古代の島根 パート2」をやっていました。
ふだんは見るだけの出土品に直接触れてみたり、クイズラリーにも挑戦。
展示物も興味深いモノがたくさんありました。
日本で3カ所(島根、奈良、静岡)からしか見つかっていない「見返りの鹿」の埴輪。
左:向山1号墳から出土された「額田部臣(ぬかたべのおみ)」の銘文入り大刀。右:出雲独特の形をした「子持壺」。
第三子と第四子はまたまた「古代衣装コーナー」で古代人になりきり大喜び。
ボランティアガイドさんが岡田山1号墳を案内してくれるというのでついて行くことに…。
この↓こんもりした所が「岡田山1号墳」です。
中も見学できる(といってもちょっと入口から覗く程度)というので、一人ずつ見せてもらいました。
意外と狭くてびっくりしました。
まだまだ?、つづく…