森で育つ

おー寒!1月10日、生活クラブ生協大阪さんのSWATは森へ滞在しています。あの酷寒の森で、おぢさま2人は野営したのです(わが家は冬装備がないので自宅へ戻りましたが)。冬装備を試したかったのだとか。(^_^;
いやー、こういう無意味な無茶って、とってもステキです。今も若い私がさらに若かった頃、自転車やバイクで野宿しながらツーリングしていました。19歳の夏には、1人で、野宿しながら自転車で西日本一周しました。1カ月の旅です。何のために行ったのか? さー、いまだにわかりません。もしあのとき、何かが行き違っていたら、今は生きていません。冒険とは、愚かな行為です。
しかし、あのときのばかげた冒険があったからこそ、今の私があるのだとも言えます。都会生まれのセテーボーイが突然田舎へ移住し、土方に従事し、8年仙人暮らしをしたあと、ネット婚をし、4人の子持ち。しかも、ホームスクーリング。私はギャンブルには興味がないのですが、ママは、「人生がバクチだ!」と茶化します。それについてくる方もたいがいだと思いますが・・・(あ、新年早々のノロケ?)
冒険とは、攻めのスピリッツです。無謀と紙一重ですが、無謀ではありません。無謀は自爆です。自爆と攻めは違います。
あ、ずいぶん力が入って、脱線してしまいました。要は、寒い朝だったということで、ママもフユもぶるぶる震えています。

一本橋昼食は、鍋とレトルトカレー。
食後、森の中を歩き回り、川に倒れかかった枯れ松の一本橋を渡ってみました。皆がとめましたが、止められれば行きたくなるのがチャレンジャーの性。まず私が渡りました。行ってみると、なんてことありません。SWATもクリア。
ハルも行きたがったので、私はケツをたたきました。ハルは、それでも怖がって、ためらいます。「あかんと思うたら、川に飛び降りたらいい。行け!」とハルをそそのかします。男の子はチャレンジャーであってほしい。ハル、決死の覚悟でクリア。

ロープ渡り調子にのったハルは、川にロープを張って、ロープで川渡りに挑戦。バランスとりが難しく、途中で落ちてしまいましたが、危なくはありません。
さっきの話に戻りますが、無謀と攻めの違いは、リスクヘッジの有無なんです。

冬の森子どもたちは、冬の森をお散歩。夏の光景とはまるで違い、寂寥感がただよっています。人間の感情、感性が自然から離れてしまっていますが、秋になるとむしょうに寂しくなり、冬は雌伏。説明せずとも、自然のサイクルを感じて欲しい。

フユ、柴を折る私が柴を足で折りつつたき火をしていたら、フユがそのマネをして、足で柴を折ろうとしています。
お前の足の骨より柴の方が太いんとちゃうか?
幼い頃の経験が、後の人生をつくっていくに違いないと信じて、フユの、いつまでも折れない薪折りを見ていました。

フユ、はしごを登る木にかけたはしご、アキは3歳半で上まで登っていました。危ないと言えば危ないのですが、女の子も攻めの姿勢を持つことは大事です。
2歳になったばかりのフユ、2段上って得意顔。初めてのはしご登りは上出来です。
チャレンジスピリッツをいかんなく発揮するわが子たちに、パパは大満足でした。

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