6歳の第二子、ナツ
ふだん、ハルの話題ばかりが多いので、今日はナツのことを。
ハルとナツは、性格が対照的です。赤ん坊の頃から外向的で積極的だったハルと違い、ナツは、内向的で消極的です。ママべったりだったハルと違い、ナツはパパっ子です。チャレンジャーなハルと違い、ナツは臆病です。
ナツが1歳ごろから、ママよりもパパを追いかけるようになりました。パパがトイレ行くにも風呂に入るにも、後をおいかけ、パパが見えなくなるとさがしまわりました。
ママがご飯を食べさせようとしても、ママから茶碗をとりあげ、「パパ」といって、パパに差し出します。ママがおむつをかえようとしても、「パパ」と指名します。パパにべったりついて、はなれません。もともと子どもが大好きなパパは、もうメロメロです。
6歳になったナツは、身のまわりのことは自分でできますし、パパにたのむ部分はあまりありません。京大やコープや積水や様々な団体、個人、友人知人と活動や交流をする機会が増え、見知らぬ人へもかなり免疫ができました。同じ年の子どもたちともよく遊びます。
ナツは、いつも「パパ大好き」「パパかっこいい」と言ってくれます。「パパみたいな人とけっこんするの」とも。ママは「そんな人いないよ」と突っ込みます。(ママは変人というニュアンスです)
ナツは、ひんぱんにパパに(ママにも)手紙をくれます。
パパは、幸せです。ファザコンになっちゃいけないなと心配したこともありますが、どうやら大丈夫のようです。兄妹4人の中でもまれ、自立心が育っています。
ナツは未就学児ですが、ハルをライバル視し、勉強をやりたがります。ひらがな、カタカナは読み書きできます。1桁の足し算もできます。かけ算の九九も半分くらい言えます。漢字も1年生のものはいくらか読み書きできます。自分の名前を漢字で書けます。アルファベットも少しわかります。
パパもママも、幼児教育にあまり肯定的ではありません。しかし、ホームスクーリングは、兄の勉強を間近に見ることとなり、妹たちは刺激されるようです。パパとママは、どちらかと言えば、セーブしようとするのですが、ナツは勉強したがり、教材を要求します。書籍で、あるいはパパの自作で、あるいは学習ソフトで。ちなみにナツは自分のパソコンを所有し、ひとりで起動し、学習ソフトをやったりかんたんなアプリケーションをつかったり、インターネットをしたり、メールを送ったりできます。
パパもママも、求められれば教えますが、どんどん教えようとはしていません。
引っ込み思案で臆病だったナツは、いつのまにやらたくましくもなっています。
昨年春、5歳になる前のころ、京大のメンバーと仙の森の渓谷へ行く機会がありましたが、冒険大好きのハルはとうぜんついて行きたがり、ナツも同行したがりました。このコース、都市部の小学生は高学年でも苦労するでしょう。行けない子も多いと思います。ここへ4歳児をつれていくことは、パパとしても躊躇しましたが、本人の強い希望があり、連れて行きました。
そのときのレポートは仙の森のブログにあります。
童仙房には、20メートルの落差の不動滝があり、滝の横をロープとハシゴで上り下りできるようにしてありますが、ナツはここへ何度も挑戦し、いまではすたこらさっさです。
あのナツが、たのもしいです。都市部の小学生なら苦労するコースです。
いつも、パパとママのことを大好きと言ってくれて、兄のことも大好きで、妹たちにもやさしいナツ。パパとママがどんな思いをこめて名前をつけたか、深く理解してくれて、いつも自分の名前を大事にしてくれるナツ。幸せになるために、パパはどんなことだってするよ。パパよりうんとステキな人と出会いなさい。