子どもの浴衣
童仙房では、毎年お盆の時期に夏まつりがあります。2003年までは、青年団が盆踊りを主催していましたが、若者が少なくなって青年団が解散し、2004年には盆踊りがなくなりました。
2005年のお盆には、体育振興会が、子どもたちを集めて花火をしました。
ところで、2005年までは、毎年9月末に、野殿童仙房小学校で、運動会がありました。この運動会は、野殿童仙房小学校(生徒数十数名)、野殿童仙房保育園(児童数数名)、野殿区(30軒余り)、童仙房区(70軒ほど)が合同で開催するものでした。都会生まれの都会育ちの私にはふしぎな運動会でした。とても地域らしい、地域の子どもも大人も一堂に会して1日を楽しく過ごしていました。
2006年3月には、統合によって野殿童仙房小学校、野殿童仙房保育園が廃校、廃園となり、自動的に運動会もなくなってしまいました。
すると、運動会を主催してきた体育振興会が「失業」してしまうわけで、2006年のお盆から、夏まつりを主催しています。青年団の代わりを体振が後を継いだ格好です。
お盆の時期には、親戚が多く帰ってくるので、今年、地域の小学生14人、未就学児6人というのが、お盆の時期には何倍にもなります。夏まつりにも、普段見ない子どもたちがおおぜいいました。今年は、京大の先生や院生たち7人が参加し、いっしょに踊ってくれました。
前置きがなが~くなりましたが、今年は子どもたちが浴衣をほしがったので買ってやり、夏まつりがお披露目となりました。
もちろん、ぞうりも。わたあめ、スーパーボールすくい、フランクフルト、焼きそば、ヨーヨー釣り・・・
お祭り気分を楽しんでいました。
こないだまでオムツしていたナツ(6歳)とアキ(3歳)をみては、私も子どもの父親を堪能していました。
ハル(8歳)は、着るものには興味を示さず、遊ぶのに夢中でした。