公園とアスレチック
埼玉へ帰省中、子どもたちは、公園で遊びたがります。童仙房には公園がありません。自然の中、森の中ではぞんぶんに遊んでいますが、公園もまた魅力的のようです。
とくに、近くの別所沼公園が大のお気に入りです。大きな池と、幼児から大きな子まで楽しめる遊具。他の公園ではダメで、とにかく別所沼公園へ行きたがります。
10月10日、埼玉へ着いたすぐあと、さっそく別所沼公園へ、パパとハルとナツとアキが行きました。
迷路もなかなか楽しめます。ナツとアキなら、どこからでもくぐり抜けてしまえますが。柵の上にのっかるという技もあり。
ロケットすべり台も子どもたちのお気に入り。ジャングルジムとすべり台の合体です。すべり台も、大小あって、子どもの力量次第で遊べます。休日には、このすべり台の上りが渋滞し、順番待ちが発生します。遊ぶのにも一苦労です。森の中ではあり得ないことです。
一番のお気に入りは、ターザン。台の上からロープに飛び乗って、滑車ですべっていきます。ハルが3歳の頃から大好きです。9歳になったハルは、豪快にすべります。6歳のナツも、一人ですべれるようになりました。4歳のナツは、パパがロープに乗せてやるとすべれます。
このターザン、順番待ちをしている間に、他の子どもたちと友だちになっていくようです。ハルは「どこの学校に行っているの?」と聞かれ、「ホームスクーリングだよ」と答えていました。私が、「京都から来たって言った?」ってきくと、ハルは、「そんなこと言ってもわかるわけないやん」と。ホームスクーリングのほうがもっと難しいかも。
別所沼公園は、よくできた公園です。童仙房にはない世界です。人工的につくられた遊びです。森に住む私は、それを否定するのではありません。子どもたちが楽しんでいるのを、親としても喜びます。
翌11日、サイボクハムへ行きました。養豚家が始めた観光スポットです。童仙房の近所で言うと、モクモクファームが似ています。モクモクファームは観光に重点を置いていますが、サイボクハムは、ショッピングに重点を置いているようです。ソーセージ、地場産野菜など、食べ物が盛りだくさんです。そしてまた、来場者も尋常でないほど多いです。
サイボクハムで、子どもたちがかけつけたのは、「おいしい店」ではありません。一番奥のアスレチックです。
木を組み合わせて、遊具をつくってあります。その遊び方は、創意工夫でどうにでもできます。別所沼公園は完成された遊びですが、アスレチックは、未完成の遊びです。自分で遊びをつくり、完成させていく醍醐味があるようです。森での遊びに少し似ています。森は、もっと未完成で、もっと創意工夫の余地が大ですが。
子どもたちは、いつまでもアスレチックから離れません。ママがしびれを切らせて呼び戻したのは、すでに日没後。
何が子どもたちをひきつけるのでしょうね。別所沼公園もサイボクハムも、タイプは違えど、どちらもステキな公園です。ただ、パパはへとへとですが・・・