古代出雲王国をめぐる旅(3)
出雲に来て2日目。雲州平田のまちを歩いて、朝食も女将さんおすすめの「持田醤油店」でいただきました。
「焼きおにぎりセット」↓こちらにしじみ汁がつきます。食事中、醤油店のおばあさんがお店のことや地域のことなどいろいろとお話してくださいました。
お醤油の味がしっかりついたおにぎり、美味しかったです。
旅館までの帰り道、勧められた「宇美神社」へ寄ってみました。こちらの神社は「縁切り」神社として有名だそうです。
ちなみに境内に末社の「縁結神社」もちゃんとあります。絵馬の形がハートです。
平田のまちを歩くとお店のショーウィンドウに飾られた陶器を組み合わせて作った人形が目についたのですが、こちらの神社にも所々に飾られていました。
あとで調べたところによると「平田一式飾」といわれ、江戸時代から始まったもののようです。
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旅館を8時半ごろ出発。最初の目的地は「女夫岩遺跡(めおといわいせき)」です。
「JA島根中央家畜市場」の北西の道沿いに入口があります。
距離は短いですが、けっこう急な坂…。ちょうど山陰自動車道のトンネルの上あたりの位置にあります。
第三子との比較で岩の大きさが巨大なことがわかるかと思います。
次は、女夫岩遺跡からすぐの「佐為(さい)神社」です。
参道はひっそりとした雰囲気です。
立派な随身門。拝殿には他の出雲の神社で見られる大きな注連縄がありませんでした。
伊勢神宮は三輪山(奈良)から遷され、三輪山の信仰は出雲の佐為神社から遷された(狹井神社?)、と出雲の伝承にあります。
そうすると佐為神社は日本の神社のおおもと?ということになりそうです。古代、女夫岩(夫婦岩)が佐為神社の御神体であったそうです。
佐為神社から三輪山に神様を遷す時に、御神体の女夫岩を大神神社に持っていったそうです。(大元出版:『山陰の名所旧跡』より)
次は、「加茂岩倉遺跡」です。1996年、農道の工事中に大量の銅鐸が出土したことにより発見された遺跡です。
駐車場からちょっと歩きます。他の遺跡にも同じようなモノがありましたが、進入禁止のポールが銅鐸型になっていました。
ガイダンスで、職員の方がひととおり説明をしてくださいました。左の写真の中央がガイダンスの建物。右が展示室内。
ガイダンスからデッキ通路を通って遺跡発掘現場へ。ここから荒神谷遺跡へ歩いていくルートもあるようです。
2日目、またまた、つづく…。