京都一周トレイルの東山コースを歩く(1)
9月のはなしですが…、『京都一周トレイル』の東山コース(伏見稲荷~清水寺~円山公園)を歩いてきました。
京都一周トレイルとは…京都府山岳連盟が整備しているトレイルコースです。詳細は京都府山岳連盟のサイト又は京都一周トレイルのサイトをご覧ください。
私たち4年前に初めて訪れてから気に入って年に1~2度ほど伏見稲荷に行っています。その際、稲荷山に登るたびに見かける標識のようなものがずっと気になっていました。
ネットで調べると京都市内に散策コースが整備されているというのを知り、今までとは違った京都(市内)観光もいいな~と思い、私たちでも迷わなそうな観光ポイントのある東山コースから挑戦してみることにしました。といっても当日夕方から他用があり、私たちの移動可能時間は9時半~14時くらいで、途中に清水寺に寄ることと、最後は四条河原町に出られることを考えて、歩く範囲を設定しました。なお事前に本や専用地図も購入して予習してから行きました。
ということで伏見稲荷からスタートです。この日、天気がよかったせいか外国人観光客でかなり混み合っていました。が千本鳥居をぬけてどんどん稲荷山の上へ進むほど人は減って行きます。
京都一周トレイルの標識は四ツ辻にあります。まずここで1回目の軽い休憩。事前に『いなりふたば』さんで買ってきた和菓子をいただきます。
引き続き稲荷山の頂上まで行ってもどってくることもできますが、今回私たちはパスします。
コース標識「東山3-2」からトレイルコースに入りました。
コースに入ってすぐはまだ鳥居や石塚もあったのですが、、徐々に普通の山道?になって、下った先に民家が見えてきました。
住宅街に出たところで、コース標識「東山4」があります。ここから東福寺方面にも行けるそうですが、私たちは標識の左に見えている階段を降りて先に進みます。
途中の住宅街の中には、このような案内や看板もあります。
住宅街を抜け、コース標識「東山6」の脇の階段をのぼりフェンスの間を登って行くと御陵(ごりょう、天皇・皇后・皇太后・太皇太后の墓
(広辞苑より))の前にでます。
そこを通り過ぎ歩いて行くと泉涌寺(せんゆうじ)にでます。
時間があれば拝観していきたかったのですが、今回は大門の前で写真のみ。
コース標識「東山8」の手前の道をまっすぐ赤い橋を渡っていくと今熊野観音寺があります。が、こちらも今回は寄らず…、私たちは橋の下をくぐり、
こんな景色のところにでました。ここら辺の地域を「鳥戸野・とりべの」というそうです。
鳥戸野陵(とりべののみささぎ、一条天皇皇后藤原定子の御陵)がありました。
この後また民家の間の細い道を下り、枝垂れ桜で有名らしい円通寺橋を渡たると、コース標識「東山9-1」にでます。その奥正面に剣神社(つるぎじんじゃ)があります。
剣神社は子どもの疳虫封じの祈願で有名ということで、お参りに立ち寄らせてもらいました。我が家の癇癪持ちが鎮まればいいなぁ…と思いながら。。
つづく…