2010年1月 | 今日もいい天気のブログ記事

ゴン太は、ホームスクーリング3年です。思えば、3年前、ホームスクーリングを決断したときには、どうやって進めていくか、ほんとうに子どものためになるのか、と、毎日夫婦で語り合っていました。3年経過して、いまのところは、ホームスクーリングでよかったと思っています。もしも学校に行かせていたら、ゴン太の持ち味が消えてしまっているでしょう。今後の課題や心配はないわけではありませんが。

ところで、こんどは、チャコが1年生になります。就学の案内や、説明会の案内が届きます。本来校の校長先生が深く気にかけてくださっていること、わが家のあり方を尊重してくださっていることに、心より感謝します。親として、チャコにとっての最善の選択は何であるかを、真剣に考えなければなりません。

ゴン太とチャコとでは、性質が違います。チャコのいいところをぐんぐん伸ばしてやりたい。これからの世の中を強く生きていって欲しい。

今のところ、ホームスクーリングを選択する予定です。しかし、ホームスクーリングありきでは、本末転倒です。重い決断を迎えます。

4人の子ども、どの子も同じようにかわいいんだけど、生まれてきた順番で、なにかと差ができてしまうのは、常々感じています。

ゴン太は、長男であり、最初の子。

チャコは、長女。

トウコは、末っ子。

リリコとトウコ上から読んでも、下から読んでも、一番になれないのが、リリコ。でも、リリコは、持ち前の朗らかさと、おおらかさと、世渡りのうまさで、いつもマイペース。にいちゃん、ねえちゃんに一生懸命合わそうとしつつ、妹の面倒も見てやります。

ところで、パパは、夜のお散歩を今も変わらず続けています。童仙房の夜は、かなり寒いのですが、毎夜のように、リリコが散歩について行きたがります。ゴン太とチャコは、寒いのであまり行きたがりません。

リリコは、パパと二人っきりになれる時間が欲しいようです。散歩中、マシンガンのようにしゃべり続けています。闇も怖がらないし、寒さも気にならないようです。兄ちゃん、姉ちゃん、妹に、いつもパパを取られっぱなしなので、自分が独占できる時間を自分で作り出しているようです。

さて、一昨夜、いつものようにパパが夜の散歩に出かけようとすると、リリコがついてきました。そして、トウコも、一緒に行くと言って、ついてきました。パパは、2人を連れて行くつもりでいたら、家の前を10メートルほど歩いた時点で、リリコが「やっぱり帰る」と言って、家に戻っていきました。それを見たトウコ、リリコの後を追って、家に帰りました。

パパは、1人で犬を連れて歩いて行きました。50メートルぐらい歩いた時点で、リリコが家から飛び出して、パパのところへ走ってきました。暗い夜道を、いちもくさんに。

トウコは、それを知って、玄関で大泣きしています。リリコにまんまとまかれたのですね。

リリコは、パパに追いついて、パパとデートです。

トウコにも優しいリリコだけど、たまにはパパと二人っきりになりたいの、ってかんじ。いつまでパパとデートしてくれるかな~?

日本の経済はとても深刻な状況であり、はげしくダッチロールしながら急速に悪化しています。つい20年前までは、それなりに学校を出て、それなりに会社へ勤めれば、それなりに人生が約束され、それなりに生活していけて、それなりに老後を過ごすことができました。それが、もはや、完全に崩壊しています。

ある日突然、仕事も住居も失うリスクと隣り合わせの非正規雇用、いつ倒産やリストラにみまわれるかわからない正社員、社長といえど、いつ破産して奈落の底へ落ちるか戦々恐々の、リアルファイト・ジャパンです。 かつては、決められたこと、指示されたことを、誠実にこなしていれば、立派に暮らしていけましたが、それは、もう過去の話。日本人の100分の1の給料で同じくらいの仕事ができるなら、製造業はどんどん海外へ移転していくでしょう。げんに、昨年、製造業は4割の方が仕事を失いました。

この状況は、今後も改善することなく、加速することが予想されます。 これからのジャパンでなんとかかんとか生きて行くには、「決められたこと、指示されたことを、誠実にこなす」以上のこと、つまり、自分で考え、自分で創造し、世界へ行動できるスキルが不可欠です。ところが、学校教育はそれを度外視しています。日本の危機です。

こういう話をゴン太にしばしば語っています。今日、ゴン太は、自分が持っている知識を総動員して?パパに言いました。

ゴン太「日本は三重に危険やな

パパ「三重って?」

ゴン太「日本人がどんどん貧しくなっていることと、環境問題と、自分で考えないこと

パパ「まだあるぞ。少子高齢化、世界に出られないこと、政治が混乱していること、エネルギー問題、日本人に危機意識がないこと・・・」

ゴン太「日本の経済はもうダメ?

パパ「日本だけではない。世界中が危ない。2年前にサブプライムローン問題、1年前にリーマンショック。世界中が衝撃を受けた。中でも、日本の状態が一番悪い。」

ゴン太「どうして子どもが減るの?

パパ「子どもを生む年頃の人たちが結婚できなくなったことが大きい。収入が少なく不安定なので結婚したくてもできないのだ」

ゴン太「お金がないと結婚できないの?

パパ「自分で考え、行動するなら、どうにかなる。そうでないなら、難しいだろう。日本の国では、子どもを育てるためにお金がかかりすぎる。自分で考え、行動するのでないなら、子どもをたくさん持つのは無謀だろう」

ゴン太とパパの会話は尽きることなく、はずみました。ゴン太は、目を輝かせて、日本の現状と将来を考え、自分の行く末をシミュレーションしようとしています。どんな厳しい状況であろうとも、自分で考え、行動できるなら、それはきっと、やりがいのあるフロンティアに違いありません。しかし、何かに依存しようという気が少しでもあるなら、がらりと変わり、悲惨で閉塞感に苛まれることでしょう。

こんな世の中に生まれた子はかわいそうだ・・・ではなく、こんな世の中だからこそ、道を拓いていってほしい。私の最大の願いです。

年末に、うちの家族全員と、女子大生2人で外食したとき、雑談の中で、私が彼女たちを「レディ」と呼んだことがありました。同じ場に、子どもたちもいました。

ただそれだけのことですが、今日、チャコが、「どうして○○さんたちにレディって言ったの?」とパパを問い詰めます。

パパ「レディ、っていうのは、若い女の子にいうものなんだよ」(年配の方にもレディと言うようですが)

チャコ「チャコの方が若いよ

パパ「子どもはレディでなくて、ガールやな」

チャコ「子どもでも、○○さんたちよりチャコの方が若いよ

パパ「そりゃ、そうやけど・・・。レディって言ったらあかんかった?」

チャコ「ママがやきもち焼くでしょ

パパ「そんなん、ママは笑ってるだけやで」

チャコ「ママでなくて、チャコがやきもち焼くの

パパ「わかりました。もうよその人にレディって言いません。ごめんなさい」
     <(_ _)>

チャコは、6歳。もうすぐ1年生です。
チャコ

茶畑の雪冷え込みはやわらいだようですが、朝、うっすらと雪。わが家のまわりは一面、茶畑です。白と緑のコントラストが鮮やかでしょう?
でも、雪はあまりに薄く、地面が見えています。

子どもたちと雪子どもたちは雪を見るやいなや、外へ駆け出しました。斜面は湧水が凍っています。チャコは、氷の上で、「すべり台」。家の横のため池にも一面の氷。ゴン太が、「乗れそう」と言って来たけど、ぜったいダメ!
氷は岸から遠ざかるほど薄いです。それが命取り。
自然に親しんでいるゴン太は、そのことの危険をすぐにわかってくれたようです。教科書には書かれていない、ほんとうの生きる力です。

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